あくまで自分の経験で、全てがそうと言えるわけではないですが
幼い頃からのコンプレックスは、大人になってから逆転することが多いように思う。
例えば、
歯並びが悪いことがコンプレックスだったとする。
大人になって歯科矯正をして、
元から歯並びが綺麗だった人よりももっと綺麗になる。
昔から痩せ型・長身の体型だったため、学生時代に周りの女子みんなが
ダイエットや運動や食べ物に気を使っていた頃に
自分は何も悩んでなかったとする。
大人になって、やはり長年体型に気を配って努力していた人はそれなりに美しく
何も気にしていなかった人はお腹ぽっこり体型が崩れてきたりする。
ニキビや肌のことで悩んで、色々と肌のケアを頑張っていた子がいるとする。
何も肌について悩んでなかった人は、日焼け止めも塗らず、何のケアもせず
大人になってシミができたりする。
幼い頃に父親が離婚や死別した経験があるとする。
幼な心に、自分が働いてお金を稼いで生きていかなければならない、家族を養わなければけないというマインドが、意識しなくとも植え付けられてきたのだろう。
そのためか、芸能界でもビジネスでも成功者にはこの経験のある人が非常に多い。
普通に適当な大学に当たり前のように行き、親が学費を払ってくれることが当たり前で、そのあとは普通に就職することが当たり前のように、ただただ気楽で平凡な学生時代を過ごしてきた人とは、大人になって大きな差が出る。
幼い頃に両親が離婚した、死別した経験のある人。
耐え辛い苦労をしてきたと思うが
でも歳をとってから、同年代の人たちが親の介護やお金のことで兄弟もめている時に
その人にはその苦労がない。
何が良くて、何が悪いかは、人生が終わってみないと分からない。
ただ、辛い経験は自分で克服しようと意識しなくとも、
いつの間にかプラスになっていることは確かだと思う。