とある本で読んだ話。
実力はほぼ同じ。努力なら誰もがしてる。
誰が勝ってもおかしくない場面で、勝つ人と負ける人がいる。
あとは何の差かというと、「運」。
では、運を良くするには何をするか。
日頃の行い。
公共のトイレ掃除。周囲への感謝。言葉に気をつける。掃除。
このことを、トップアスリートも大御所芸人さんも全く同じことを言っていた。
科学的な根拠があるかどうかは別として、
金メダル、銀メダル、その人にとって将来的にどちらの学びが大きいかは別として、
誰もが金メダルを目指しているわけで。
実際にトップに君臨する人が口を揃えて言うことだから、
意味がある言葉なんだろうなと思った。
また別の話。
K-popで大ヒットしたグループ。
それに比べ、あと一歩のところ、鳴かず飛ばすのアイドル。
それぞれ違いますが、どちらも
大手の所属事務所、大手のレコード会社。
音楽はどれもとても良い!ダンスもキレキレ。トークも面白い。
一般人からしてみれば、両者のレベルに差がないように見える。
この売れ方の違いは何か。
事務所による「プロモーション」の差か?
気づきました。
大ヒットしたK-popグループの音楽は、ネイティブからして「あれ」と思う発音が一つもない。ほぼ100パーセント完璧。
一方、あと一歩のグループは、発音が100パーセント完璧ではない。
レコーディングの際に、OKを出すレベルの違い。
これが成功者との違いなんだろうな。と気づいた。
映画やドラマや音楽、どんな仕事にしても、
このほんの少しの小さな小さな最終な細部の仕上げ、こだわりの差が
トップとそれ以外の差になるんだな。
大ヒットしたドラマのインタビューを見ても
過酷とも言える監督のこだわり、厳しく緊張感がある場で作られた作品と
人気アイドルが多忙なスケジュールの合間でチヤホヤ和気あいあいで作られた作品とは
素人でも圧倒的に違いが分かる。
本人たちがどんなに頑張っていても、
OK基準を判断するのは、
周りのスタッフだろう。
だとすると、チームやスタッフの選び方、出会いさえもが
運であり、その時点で成功するか成功しないかがすでに決まってしまう。
努力はある程度必要だけど、それ以上に出会いや、色んな場面での選択、
何か大事なものを見極める力が大事なのかもしれない。