長続きするアーティストの考え方

トップまで上り詰めたアスリートやアーティストさんが、

スランプに陥り、自分を見失い、活動休止になることは

いつの時代でも、どこの国でも、当然のように起きること。

先人たちのその姿から学び、自分たちは大丈夫。乗り越えられる。

と心の準備をしていても、トップまで上り詰めると同じように、挫折の期間がくる。

そこで消えていくアスリート、アーティストさんも多くいる中、

一旦活動休止をして、自分を見つめ直し、

その後何年も活躍する人たちもいます。

その人が、その期間に何に気づき

なぜ乗り越えられたのか。

インタビューなどを見ると、驚くことに、全く同じ答え。

長続きするトップアーティストの共通パターン

大成功する。夢が叶う。

超過密スケジュール。

プライベートを追いかけられる。外に出れない。

過大評価や扱いに戸惑う。

自分に自信のない部分もあり、そのストレスが大きくなっていく。

ひたすら練習と仕事の日々

ずっと憧れてきた夢が叶ったのに、全然幸せじゃない。

自分のやりたかった夢なのか、お金のための仕事なのか分からなくなる。

事務所や家族が、お金のためにおかしくなる。信用できなくなる。

お金のために過度なスケジュールを組まれ、働けば働くほど事務所にお金がいく。

作品やパフォーマンスへの評価ではなく、アイドルのような扱いや、熱狂的なファンやマスコミにうんざりする。

やりたくない仕事も膨大に入ってくる。

十分な製作時間や練習時間、睡眠時間などが取れないため、最高のパフォーマンスができない。

自分たちだけの判断で動けないほど、取り巻きが大きくなり、大きな組織の中でお金のために働かされる。

夢が叶ってもお金持ちになっても幸せではないと気づく。

夢が叶ったので目標がなくなる。やる気もなくす。

幸せなはずなのに、幸せがどこにもない。

心身ともに疲れのピーク。

楽しくもないのに生きている意味があるのか悩む。

お金のトラブルで家族やメンバーさえも信じられなくなる。

メンバー脱退

活動休止

体調不良

事務所とトラブル。移籍など

誰でも想像がつくパターンですよね。

成功した人の辛いところは、一旦有名になってしまうと、その後、普通の仕事ができないことです。常にマスコミに追いかけれて記事にされることは目に見えているし、その後隠れた生活をしなければなりません。

前置きが長くなりましたが、

ここから復活したアーティストさんのパターン

休止。

自分のやりたいことは一体何だろう。

自分のやりたかったことは、一体何だったんだろう。

なぜ楽しめなくなったんだろう。

夢も希望も、家族も友人も、プライベートの自由も何もかも失った。

これから一体何のために生きていくべきだろう。

何が残されているだろう。

自分には何ができるだろう。

自分のできることは、やはり音楽しかない。

仕事が嫌いでも、音楽だけは好きだ。

でも自分のやりたいこと、やりたい音楽はもう完全に見えなくなった

逆に、ファンが喜んでくれること、ファンが自分に求めている音楽って何だろう。

行動に移す。何かアクションを起こす。

結果。大歓声。喜んでもらえる。大ヒット。

音楽の楽しさが蘇ってくる。

人を喜ばす幸せを発見する。

復活を遂げたアーティストさんが気づいたことは

自分のやりたいことを追求する ことから

人を喜ばせることを追求する

思考に変えたことです。

アーティストさんに限らず、このことに気づいた企業やアスリートやYouTuberがその後どうなったと思いますか?

ファンやお客様が喜んでくれることを第一に考えた結果

それはもう、飛躍・成長しかないです。

そして、

人が喜んでくれることこそ、自分の幸せ と気づいたら

今まで悩んでいた

・幸せが分からない、楽しめない

・自分のやりたいことが分からない

と悩んでいた問題を、いつの間にか乗り越えています。

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