【実話】亡くなった父が助けてくれた話。

親戚のおばちゃん(Kちゃん)が体験した、実話です。

Kちゃんは、私の父のいとこ。

私のおじいちゃんの、妹の娘です。

今は50代かな?

高校の時から、海外に留学・移住し、英語ペラペラで、

アメリカの某(Unit….)航空会社に何十年と勤めて

世界中飛び回るバリバリの現役キャリアウーマン。

国際会議などにも出席するような重要な役職らしい。

Kちゃんは若い時に、お父さんが亡くなったのですが、

ある若い時、Kちゃんが空港で仕事していると、

いきなり亡くなったお父さんが現れて、

「K子、あのお客さん、もう一回見ろ!」

と言って消えたそう。

そのお客様を追いかけて、

パスポートをチェックさせてもらうと、

期限が切れていたのだそう。

このチェックミスは、もしやらかしてしまったら、

とんでもないことになるらしく、

何十年のキャリアがあっても、ただの1回でも

絶対にやらかしてはいけない、許されない、

ホントに危機的な大事件になる可能性があったことで、


それを、亡くなった父親が出てきて、

助けてくれたらしい。


Kちゃんは、急いで母親(私のおじいちゃんの妹)に電話し、

「 理由は後で説明するから、お父さんに今すぐお線香上げといて!」

と仕事を抜け出して電話し、後でその出来事を報告したらしい。


私は、この出来事を、子供の頃に

Kちゃんと、おばちゃんから何度も聞きました。


目に見えなくても、守ってくれているんだなぁー。


ちなみに、このKちゃんは、

ものっっっっすごく、パワフルで、

とてつもなく元気で、

いつもエネルギーに満ち溢れて、キラキラしている人。

ホントに偉大な人だから、

ちょっとでも秘訣を学ぼう。と、

会うと色々質問して、

ずっと記憶に残っているのが、


「成功の秘訣は?」

と聞いた時に

メリハリやな。」と即答。


「仕事する時は本気で働く。遊ぶときは本気で遊ぶ。休むときはしっかり休む。

そのメリハリが大事。」


なるほど。。。。



それから、私が、高校卒業して、

一人暮らし+終電まで働きながら、朝から専門学校に通う。

数時間たりとも休みのない、えげつない毎日ぶっ倒れそうなスケジュールで、


ついに無理をしすぎて体調を壊し、入院したり、ホームシックにかかってしまい、


その時、Kちゃんは、

「あたしはあんたと同じ年くらいから海外で生活してたけど、ホームシックにはかからんかったわ。

ものすごいやりたかった事やって、言葉覚えるのも生活も精一杯やったから、ホームシックにかかるヒマもないくらい忙しかったもん。」

って内容の長いメールをしてくれた。


つまり、余計なことを考えるより、目一杯集中しろ。

ってアドバイスだったんだろうなぁ。


同じ国内でホームシックにかかっている私に、

言葉も違う海外で生活してる人から、そういうアドバイスをもらえるのは、

普通の人からのアドバイスよりも、ものすごく重みを感じた。


で、

朝から学校、終わったらご飯食べる時間もなく、走って電車に飛び乗って、

終電まで仕事。という毎日を繰り返していた私。

学校と仕事が同時に休みになる日なんて、

1年にほとんどなかったんだけど、


Kちゃんが、友人のお葬式か何かで、

急遽帰国して、1泊とめてくれん?

と言ってきたその日、


今まで1日たりともオフの日がなかったのに、

Kちゃんが泊まりに来るその日だけ、

1日仕事も学校も、奇跡的に同時に休みだった!!


運が良い人というのは、こういうことが普通に起こるんだなぁ。


色々話をして、少しでもKちゃんのすごいところをマネしようと思ったけど、

一つ記憶に残っているのは、


泊まりに来るのに、

ホントに急いで来たからか、

荷物がめちゃくちゃ少なく、

化粧品なども何も持ってきてなくて、

商店街のドラッグストアに立ち寄り、

化粧品をファンデから化粧水まで一式全部買い揃えていたことが、衝撃的だった。

(女性なら分かるはず。化粧品一式というのは、下地、ファンデ、アイブロー、アイライナー、ビューラー、マスカラ、チーク、口紅、メイク落とし・・・とにかく多いし値段が高いのだ。)


さすが、金持ちはお金の使い方がスゴすぎる・・・・。

あの爆買いは、衝撃的だった。


何年前かに会った時も、

あの時、アタシが化粧品全部買い揃えてたことに、アンタめちゃくちゃびっくりしてたよなぁー。

ってKちゃんも覚えていた。



そんなお話でした。

Kちゃんは、私の憧れる女性No.3には入る人です。

英語もペラペラだし、こんなカッコイイ女性になりたいなぁ。

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