いつも、目が覚める直前に、夢で見た大事なメッセージが浮かんでくる。
今朝、7時に目が覚めたとき、
『 我を忘れるほどに夢中になれることをしなさい。楽しいこと。』
と聞こえた。
” 我を忘れる ” ・・・当然、ごく普通に理解できる言葉だけど、
ふだん日常会話で自分が使ったことのない言葉だから、すぐ調べた。
『 物事に心を奪われて、夢中になって、無意識状態になること。』
と検索結果が出た。無我夢中。
そうだ。これだ!!これ、めちゃくちゃ大事な言葉だ。
自分が夢中になれるほど好きなことを仕事にしなくちゃいけないと思った。
(私、今無職。)
自分が何となく感じているのは、
ブルーハーツの甲本ヒロトさん(音楽家ではあと2人だけ)は、
なんだか悟りを開いたかのような、宇宙と繋がって言葉を受け取っているような、
(宇宙だのスピリチュアルは嫌いだけど、他に例える言葉が見つからない。)
声や話す言葉を聞いただけで、不思議と意味も分からず涙がブワッと込み上げてくる、
とんでもない悟りの境地にいる、不思議な数少ないミュージシャンだと思っていたけど、
やはり、甲本ヒロトさんも、
なんでもない学生時代の日常で、ラジオを聴いていて
ある日たまたま流れていた音楽で心を揺さぶられたのか、
自分でも突然意味も分からず号泣して、何だこれ、なんかおかしくなったと思って、
それが音楽やりたい、バンドがやりたい!って気持ちになっていって、
そのエネルギーや行動力がどこから湧いて出てきたかというと、
その夢に向かっていくとき、自分の意思とは関係なく、
その時は、
もう取り憑かれて、操られて、そっちの方向に進まされてきた感覚がある。
自分でコントロールできないような感覚だから、どうしようもない。
って言っていた。
” 我を忘れる” って、たぶんこういうことなんかな。
何かに憑依されたように、自分の意思(雑念)がなくなることかな。
と、甲本さんの言葉をふと思い出した。
つい最近、右脳と左脳の興味深い話を聞いたんだけど、
その話も全部同じで繋がっていて、
右脳(本能・直感)で何かやりたい!と思っても、
左脳(理性)が、イヤイヤ、そんなん無理でしょ。やめとこう。
とストップをかける。
ほとんどの人は、その左脳で生きている。
ってのを聞いたけど、
たぶんこういう甲本さんみたいな人が、数少ない、右脳で生きている人の感覚なんだ。
たぶん、右脳が、どこか宇宙の大事なもの(生きる意味とか)と繋がっているんだと思う。
だから、この人の言葉は、こんなに心に突き刺さるように響くんだ。
なんか納得。
我を忘れるほど。か・・・・。
自我をなくす。左脳の声、自分には無理だと思う気持ちを消すってことか。
なるほど、なるほど。
今の自分にとって、本当に大事なメッセージが降りてきてくれた。
ありがとう。
仕事どうしようか悩んでいる時だけど、
やっぱり、生活費のために、あせって、とりあえず自分を雇ってくれる
適当な会社に就職して、死ぬまで奴隷のように生きるのは違う気がする。
自分の大好きな仕事をすることは、疲れやストレスを知らない。
自分も夢ができて、楽しくて夢中になった時期があって、
その時は、東証一部上場企業で就職していたけど、
週に2回、休みは全部、
朝5時に起きて、車と新幹線で片道2時間かけて東京に通い、
朝8時の山手線の恐ろしい通勤ラッシュに乗って、
(最初は、足が浮くほど潰されそうな、何とか乗れてもどうやって降りるか分からない
えげつない満員電車に本気でびっくりした・・・。)
そして芸能関係のスクールに通っていた。
スクールの料金、新幹線代、もうバカにならない。
仕事が終わったら、毎日練習と課題の勉強、暗記。
完全にバカな奴。頭がおかしい、そんな忙しい生活でよく体がもつな。
って思われるような生活をしていた。
その夢に出会うまでの自分は、
1日の仕事だけで、120%の気力と体力を使い切る、ヘトヘトでギリギリの毎日だったのに、
どこからそんな体力とパワーが出てくるのか、本当に不思議で、
やはり夢には、プラスだけのパワーが一緒についてくるんだと思う。
深夜24時ごろまで働いて、
休みの日は全部、朝5時に起きて、東京のスクールに行くとか、
働いたお金のほとんどを、スクールや新幹線代に使うとか、
睡眠時間が足りない中、時間を惜しんで、新幹線の2時間は、
仮眠するどころか、2時間必死で勉強して、それでもまだ勉強時間が足りなくて、
こんなえげつない無謀なことは、
自分が大好きな夢でないと、絶対ムリなこと。
それが楽しくて仕方なかった。
好きなことを仕事にするって、疲れないしストレスや苦痛じゃないんだよ。
逆にパワーが湧いてくるのが不思議。
たぶん多くの人が志半ばで、ストレスで体を壊して夢を諦めて引退するのは、
我を忘れる(自我をなくして夢中になっている状態の人)を利用して、
その人を操り、
お金を目的に、金儲けのコマのように、
仕事やスケジュールや人生を全てコントロールする、
悪魔のような会社や宗教や洗脳や人間社会に飲まれてしまうからなんだろうな。
人を見る目をつけるのは、本当に大事だ。
そして自分で自分をコントロールできる、
休みたい時に休みたいと言える範囲で仕事しないと、いつか心と体が潰れる。
死ぬまで、他人のお金のために奴隷のように働かされることになる。
・大好きな音楽で、小さなライブハウスで音楽をする。→ 楽しい。
・お金のため、有名になるために、大手の会社と契約し、大きなライブや会場のスケジュールが
どんどん組まれ、莫大なお金、莫大なスタッフ、莫大なファンが動いているから、
たとえ自分が体を壊しても、心を壊しても、組織が大きくなりすぎて、
簡単にそこから逃げれない、休めない、断れない。完全に奴隷状態。
音楽が楽しいかさえ、何のためにやっているのかさえ分からなくなる。
→ 生きるエネルギーさえ全て吸い取られたあと、体を壊して役目を終える。
結局、一番いいのは、自分で自分のやりたいことができる会社をつくること、
人を見る目をつけること。その仲間とチームで何かを成し遂げること。
自分の手の届く範囲、目の行き届く範囲、
少数精鋭のお互いをよく知った人だけでビジネスをすることだな。と思う。
欲を持って規模を大きくすればするほど、お金のためなのか、一体何がしたかったのか、
目の届かないところで不正や裏切りがあり、結局大事な物を失って崩れ去っていく気がする。
自分からエネルギーを奪うような会社か、人か。
その逆で、自分にエネルギーを与えてくれるような会社か、人か。
目的は自分の夢か、それともお金か。
これをしっかり見る目が、本当に本当に大事。と最近よく思う。
人相(顔)や声も、出会った瞬間に、ふと何か感じるものがあると思うけど、
その直感も、見過ごせない、気のせいじゃない、とても大事な感覚だと思う。
自分は最近、やたらと聴覚が敏感になって、YouTubeの動画を見る時でも、
声が無理で気持ち悪くて、動画が見たいのに見れないのが、すごくたくさんある。
逆に、声優さんや歌手のお仕事をする人は、普通の会話でもゾクゾク鳥肌が立つような声、
やっぱりプロはスゴイな。って人がたくさんいる。
インタビュー、ライブで、歌じゃなくて、トークで第一声を発した時に、
ブワーッと鳥肌が立つ。それが、年齢は全く関係ない。
たぶん、その声の魅力の感覚は、
分かる人と分からない人(一般の感覚と違う聴覚の人)がいて、
事務所にその才能を見出す能力のある人がいるかどうか。
何となく分かるようになってきた。
やっぱり、自分が何か感じる、光る才能をブワッと感じたとき、
同じ事務所から発掘された人だったりして、
あーやっぱり。
この事務所には、自分と同じものが感じれる人がいる!と思ったりする。
体型や人相、美貌などは、歳とともに魅力を失っていくこともあると思うけど、
何か「声」の魅力は、年齢を重ねても変わらないものなんだなと最近思った。
そして、声とか音楽とか、「聴覚」から入ってくるものには、
何かすごいパワーがあるんじゃないかと。
役者さん、声優、歌手、表現力やテクニック、練習ではどうにもならない、
声は生まれ持った素質であり、素晴らしいパワーを持った人がいる。
言葉の内容じゃなくて、声のトーンか、波動なのか、言葉のエネルギーか、
何か分からないけど、喋っている内容をちゃんと聴いてなかったのに、
声か何かで、ブワッと涙が出るという、不思議な体験もよくある。
そこでまた甲本さんの言葉を思い出した。
歌詞は関係ない、歌詞の文字を追って、一生懸命意味を理解しようとせず
そこに意味なんてなくてもいいんだ。歌詞の意味なんてどうでもいい。
もっとぼんやりとした感覚で音楽を聴いたらいい。
というようなことを言っていたけど、
これもやはり、右脳と左脳のことで、
左脳が「文字・数字・勉強・理性」の脳で、
右脳が「感性(音楽や絵、イメージ、本能、直感)」の脳なんだろうな。
そんで、甲本さんや、悟りを開いたような人は、
右脳で生きているから、こういう言葉が出てきたんじゃないかな。
たぶんそうだ。そういうことか。なるほど!全て繋がった。
そういえば、今朝の、最初に書いたそのメッセージと同時に、
亡くなった弟のこんな言葉も、頭に浮かんだ。
私のおじいちゃんの妹たちは、
本当に素晴らしい人達で、自分が何かに迷ったとき、
いつもたくさんの忘れられない名言を私にくれたけど、
その妹の中に、お灸ができるおばちゃんがいて、
弟は、おしりの痔が慢性的に治らなくて( ̄∀ ̄)
弟は仕事帰りに
おばちゃんの所にしょっちゅう通って、
お灸をしてもらいに行っていたんだけど、
おばちゃんの優しい言葉や名言は、本当に人を癒すパワーがあって、
弟は、お灸をしてもらって帰ってくると、
ご飯を食べながら、今日はおばちゃんとこんな会話をした。
こんなことを言われた。こんなにいい言葉を言ってもらった。
と毎回感心したように家族に話して報告してくれるんだけど、
弟も私も、よく覚えているのが、
『 結婚する時は、1+1が、10にも100にもなる人を選ばなあかんで。』
っていう言葉だ。
1人と1人の力は、あわせて2人分だけど、
2人が一緒になって、化学反応を起こして、大きな力になれば、
社会に良い影響を与えたり、
中島みゆきさんの「糸」の歌詞にもあるように、
縦の糸はあなた、横の糸は私
織りなす布はいつか誰かを、暖めうるかもしれない。
ってことが言いたかったんじゃないかな。
逆に、一緒になることで、
1+1が2どころか、エネルギーを吸い取られて、
マイナスになるような出会いや相性も少なくないはず。
色々書いたけど、
この2つが、今日朝、私に降ってきた言葉でした。