仕事を辞めて、
憑き物が取れたかのように、体が軽くなって、
今まで避けてきた人付き合いも、
「あの人元気にしてるかなぁ。久しぶりに連絡してみよう。」
と思えるようになってきて、
4月と5月は、いろーんな人に会ったり、久ぶりにラインしたりした。
もちろん、自分の大好きな人ばかり。
数年前から人付き合いがこんなに苦手になったのは、
仕事で心身ともに疲れすぎてたんだ。性格的なものじゃなかったんだなぁ。
と思った。
コロナ禍になってから、前からリモートワークしていた自分も、時代に違和感がなくなったし、
何より気乗りしない人付き合いの誘いを断ったり、断る理由をあれこれ考えたり、
無駄な出費(外食費、交通費、祝いやお土産、洋服、美容室、化粧品など)が減ったのも、
自分にはありがたかった。
あとは、自分だけが、生きることや生活が苦しいんじゃなくて、
世界中の人が同じように共感してくれる、みんな同じように大変なんだというのは、
1人じゃない心強さがあった。
家族や親友が死んだ時の悲しみは、自分一人で乗り越えないといけなくて、
みんなが幸せそうにしている世界から、自分だけが地獄の世界で孤立してしまう苦しみがあったけど。
コロナ禍が終わり、また元のアナログ・対面の時代に戻るのが少し辛くもあるなぁ。
自分はFacebookが流行り出したあたり(2011年ごろ?)から、
SNS、人付き合いが、時間の無駄でストレスが溜まるだけだと気づいて、
人間関係を全て断捨離した。
親友はほんの数人だけいればいいし、
心の通った親友は、頻繁に連絡取らなくても、
肝心重要な時には助けあえる。それで十分。
でも、心が元気になると、自然と人に会いたくなったり、出かけたくなったりする。
そういうもんなんだなぁーと、最近仕事を辞めてから初めて知った。
自分の大好きな数人だけしか、スマホに連絡先を入れてないけど、
その中で色んな人に連絡をとったとき、
「人生でめちゃくちゃしんどい時、どうやって乗り越えたか。」
全員に聞いた。
自分は心身ともに限界になって、仕事を辞めてすぐだったし、
体調治すのにもしばらく療養が必要と思ったし、
かといって、生活しないといけないので無理してでも働かないと生きていけないし。
実家は自分にとって癒しの場所ではないので、実家に帰るという選択肢はないし・・・・。
子育てしてる友人は、
・めっちゃ大変だしよく怒ったりもするけど、子育てが辛いと思ったことは今のところまだ一度もないかも。でも母のおばあちゃんを介護を見てて、介護の大変さそれとは違うと思った。
自分も知りたいよ、乗り越え方を。
でも人生山あり谷ありだと思って、今がどん底なら次は上がるしかないと思ってるよ。
って言ってて、
地震の時に、知らない自分を家に泊めてくれた
優しいおばちゃんに会いに行った時は、
・私はありがたいことに、食べることが大好きで、
病気した時でも食欲が落ちなかったからねぇ。それが良かったかも。
みんなよくストレスでご飯が食べれないっていうよね。
私はそれがなかったから、しっかり食べれたから元気でやってこれた。
・あとは、病院に通ってたら、薬をちゃんと飲むこと。
心が元気ないのが一番体に悪いからねぇ。
薬をもらってたら、我慢しないで飲む!!!
それが乗り越える方法かなぁ。
と言ってた。
女性の人はみんな経験あると思うけど、
生理周期とかで頭痛がきても、
胃に悪いし、あんまり頭痛薬飲みたくないなぁ・・・。
これで3日連続になるしなぁ。もうちょっと我慢しよう。
とかよく思いますよね。
ストレスで胃腸が悪くても、
こんなに毎日胃薬飲んだらだめだよなぁ・・・。
飲むの我慢しよう。とか。
精神科の薬は絶対飲みたくない。とか。
心が病むのが一番悪いから、
処方薬は我慢しないでちゃんと飲む。
病気も色々乗り越えてきた、人生の大先輩のおばちゃんにこの言葉を言われて、
そうすることにした。
離婚・家族の死・転職・再婚・引っ越し・出産が、2年ほどの間で全部起きて、
それを乗り越えた友人は、
・不眠症で夜は毎日一睡もできなくて、そのまま仕事に行って、本当に体が辛かったけど、
仕事を変えて、外で太陽の光に当たって、体力仕事に変わってから、
最初は体調が悪い上に、覚えることも多くてホントにきつかったけど、
体力使う仕事で、クタクタになったおかげで、夜は寝れるようになったし、
あとは、太陽に当たるのがすごく体に良かったと思う。
仕事を変えて、・太陽の光を浴びる・体力仕事・疲れてよく寝れる。
ってなってから、急激に体調が改善されてきて、
体調が良くなってきたら自然と運気が良くなって、
今の旦那さんに出会えた。
あとは、辛いときに、色んな友達に連絡して、話を聞いてもらうだけでも
だいぶ楽になった。人に相談するのもいいかも。
あとは、自然治癒力って、体にはもともと治す力が備わってるから、
悪いところがあっても時間が経てば自然に良くなっていくと思って頑張ってる。
と言っていた。
3人の人からもらった、ありがたい人生のアドバイス、
しっかり覚えておこうと思った。
あ、あともう一人。
自分と年の近い女友達で、その人は、マリンスポーツのインストラクターしてて、
波乗りが大好きな人で、
・自然の中に身を置いて過ごすのは、ストレス解消になるし、すごく癒しになる。
それに体力つけると自然とメンタルも強くなるのかも。
でも今はもうめちゃくちゃメンタル弱くなって、私も辛いことばかりだよ。
と言っていた。
常に、「みんなどうやって乗り越えてるんだろう」
そんなことを考えながら過ごしていて、
ふと自分でも気づいたことがあって、
よくアニメを見るんだけど、
冒険や旅、その他の物語でも、
力を使い切って、体が限界で動けなくなったら、
「目が覚めるまでひたすら寝る。」
これが物語の定番のパターンだと思った。
戦いに負けて、ぶっ倒れて、意識を失って、
仲間が何日も介護して、
「あ、やっと目が覚めたか。」
ってなったり、
過労でぶっ倒れて、
保健室や病院に運ばれて、
意識を取り戻したり。
「睡眠」というのは、体を回復・修復させるのに、
一番の方法なんだなぁと思った。当たり前のようだけど、
しばらく布団で寝て過ごす。→ 数日経って回復。
これがアニメや物語の世界では普通のこと。
普通に考えても、ごく普通の当たり前のことなんだけど、
仕事を休んで、しっかり寝て療養して休む。
こんな当たり前のことができない人も実際には多いんじゃないかな。
現実では、病院で「病名」がつけられて、入院にでもならない限り、
仕事や家事を休むことさえできない。
ほんと、なんでこんな仕事ばかりの奴隷みたいな世界になってしまったんだろう。
だけど「睡眠」!!
これは自分が辛い時に、一番頼れるものだな。
どんなに現実が辛くても、1日に数時間は毎日寝る時間が必ずあって、
その時だけは、辛い世界から意識がなくなる休息できる時間なんだ。
そして体を修復してくれるんだ。
それともう一つ。
「音楽」には目に見えない不思議な力があると思う。
色んな人、主にアーティストさんの本を読むことが多いせいか、
人生のどん底、生きるか死ぬかのギリギリで、
何が自分を救ってくれるきっかけになったかというと、
「音楽」という人が、とても多い。
人生のどん底を経験した人が「音楽」に救われる。
なんで、成功者やアーティストには、
家族を早くに亡くした人がこんなにも多いんだろうと思っていたけど、
それも何か全て繋がっている気がする。
自分の周りでも、
家族を早くに亡くした人が、音楽やバンドやってる人が多い。
音楽って、人の心を癒す力がある。
たぶん人生のどん底を見てきた経験のある人は、
そこで音楽の力に気付かされた人達が多いんだろうな。
言葉より先にできた音楽。
歌詞の言語が分からなくても通じる音楽。
懐かしい音楽を聴くとタイムスリップするような不思議な感覚がある音楽。
優雅なお金持ちは、なぜかクラシックを聞いているイメージ。
ストレスの行き場がなくなった若者が、破天荒なロックで共感して居場所をつくったり、
音には色んな波動があって、
自然と自分の波動に似た音楽に吸い寄せられていくんだろうな。
逆に、良い人生にしたいとき、
意識的に良い音楽を聴くことは、すごく効果があるような気がする。
悲しい音楽を聴きたい時もあるけどね。そこに光がある音楽を聴いた方がいい。
あと2つ、ここ数ヶ月で自分なりに発見したこと。
・疲れた時、外出したくない時、運動したくない時、とにかく寝よう。
無理して体を動かさず、遠慮なく思いっきりダラダラしよう。
だるい、面倒くさい、行きたくない。こういう心の声を聞いてあげる。
でも運動も、太陽の光を浴びるのも大事だし、どっちが体のためにいいんだろう。
と自分なりに色々考えて、どちらも試した結果、
『だるい時は、無理に運動や外出せず、ダラダラ過ごす方が良かった。』
数日間、罪悪感を抱きながらも、ダラダラ寝て過ごしたら、
3日目ぐらいに目が覚めた時、ものすごく爽やかで、
よし!元気になった。今日は外出したい、運動したい気分♪
体調も気分もめっちゃ良い。復活した!
って感覚があった。
あとは、
・うまくいかなかった時は、うまくいかなかった方が、そっちの方が
素晴らしい道に繋がっているということ。
これを最近、めっちゃよく実感する。
対応してくれる弁護士さんになかなか出会えなくて、あちこちたくさん回ったけど、
結局今めちゃくちゃ素敵な弁護士さんに出会えたし、
最近、行きたかったスクールに応募したけど、結局落とされてしまい、
ちょっとガッカリだったけど、
その後、もっと魅力的なスクールを見つけて、
こないだ、こっちに合格してなくて良かったーーーー!と思ったり。
人生、目に見えない存在に守られて、そんな風になってるんだと思う。
数年前、東京のスクールに通っていた時に、
ディズニーランド近くのとある芸能関係のアルバイトに面接の応募して、
返信も連絡もなく、ガッカリしていたけど、
数ヶ月後、その会社が閉店したニュースを見て、
あっぶねー。受かってなくて良かったーと思ったり。
失恋なんかもそうだよね。別れた時は辛いけど、
いつもその後、もっと素敵な恋愛が待ってたりするし。
そうやって、うまくいかないことがあっても、
うまくいかない方がうまくいくってことだと、
言葉だけじゃなく、最近実際に体験しながらそう思ってきて、
心身ともに限界になって3月に仕事を辞めたけど、
これから素晴らしい道に進むための進路変更で、
必要な体験だったんだ。ありがとう。
と以前のブラック会社に感謝の気持ちさえ湧いてきている。
大丈夫。すべてうまくいく。
いつも心の中でそう唱えて、日々過ごしています。