極限まで持ち物を減らしているけど、
まだ最近、気づきの余地があった。
持っている洋服は、ほんの数着。
1年分の洋服、インナー、アウター、タオル、靴下、ベルト、帽子が
でっかいスーツケース1つに全部が収まるようにしている。
(1年分全部入っていて、衣替えなし)
まぁタオル10枚と冬のジャケットでスーツケースの半分場所をとっているけど。。。
昨年裏起毛のスウェットパーカーを買ってから、
床掃除でクイックルワイパーする度に
パーカーの色の繊維の毛がすごくて、洗濯機での毛落ちもすごくて、
細かい化学繊維が海に流れるのが申し訳ないなぁ。
といつも罪悪感があり、
でもせっかく買った洋服だし・・・
と思いつつ、
アディダスのスウェットパンツも同様に、
コロコロするとベッタリ毛落ちして、
ネットで何度も『スウェット 毛落ち』など検索して、
何回か洗濯すればおさまる。とか色々情報があって
しばらくは我慢しようと思っていたものの、
1年ほど使っても全然おさまらないし・・・。
もう思い切って、コロコロに繊維がベッタリつくような洋服を
全部処分しました!!!!スウェット全部処分。
もうこれで、掃除や洗濯のたびに
悩まされることもない。
もったいないけど、もっと早く処分すべきだった。
ほんとにコロコロの毛がいつもすごくて。
絶対体にも悪かったと思う。
もうこのコロコロの生活に慣れてしまっていたから、
全部捨ててみるとなんと快適なことか。
さて、全部捨ててしまったけど、
着る服ないしどうしよう。。。
と、部屋着にするのはちょっともったいないけど、
ポールスミスのウールのニットブルゾンを引っ張り出してきて、
そしたら、なんとビビるほどに暖かかった!!
今まで裏起毛の分厚いパーカー、毛落ちに悩まされていたのが、
薄くて軽いのに、部屋にいると汗かくほどに暖かい。すごい。
ウールってこんなにも薄くて軽くて快適で暖かいのかーーーーー!!!
知らんかったーーー。
と、今まで使っていたパーカーとの差に愕然とした。
このパーカーを着ることで、インナーを1枚減らせる!!
もっと軽くなる。
お気に入りの洋服だったので、たまにしか着なかったんだけど、
やっぱり着ると少し気分がワクワクする。
お気に入りの服こそ、大事にしまってないで着るべきだったんだ。
自分が好きなポイントは、
ハイブランドのロゴがデカデカとプリントされていているのは
そういう洋服も苦手で、着る人もちょっと苦手で、
この洋服、ブランドのロゴが裏ポケットの、ひっくり返した内側に刺繍されていて、
自分的にはその場所が何だかドストライクで買ったのでした♪
毎日着る洋服を、適当に選んではいけないなと
改めて思った。
パンツの方は、スウェットを全部捨ててしまって、
部屋着でも外出でも大丈夫な楽なやつで、
ドンキで買ったスラッとした伸びる細身のパンツを使うことにしたけど、
安かったせいか、数回で縫い目が裂けて破れてしまった。
着心地よかったし、黒なのにユニクロのスキニーみたいに
ゴミがベッタリ付くストレスがなかったので、
もう一回リベンジで紺色を買ったけど、
これも数回はいたら、サイドの縫い目が裂けてしまった。
やっぱり安物はだめかぁ。。。
どうしよう、これ捨てたら、もうデニム3本しか残っていない状態で
ほんとに履くものが何もない・・・。
気に入った洋服、サイズがぴったりな洋服があれば
少しぐらい高くても喜んで即決して買うんだけど、
なかなか欲しい洋服がない。
自分の体型にぴったりな洋服がない。
身長があるので、
海外ブランドのデニムを買って裾直ししないサイズがちょうどぴったりなので、
デニムばっかりになってしまう。
メンズの洋服ばっかりで悲しい、、、。
おしゃれに見える人って、洋服のデザインよりも何よりも、
サイズ感がものすごく体型にぴったり合ってる人が
すんごく素敵に見える。
次にまた洋服買うときは、
サイズや着心地、毛落ちしないか、
気分が上がるような洋服か、
しっかり選ぼうと思う。
断捨離しまくって、今結局残っている洋服がどんなものかというと、
ユニクロの白のロンTのようなシンプルな洋服ではなくて、
意外にも
古着屋さんで買ったような、90年代のビンテージものばっかり。
ユニクロの無地のシャツなんかは使い古して買い替えができるけど、
最後まで捨てずに今残っている洋服は、
1点もので、買った当時よりも値段がどんどん上がっていっているような洋服。
ニルバーナ、カートコバーンのTシャツとか、
90年代のアーティストさんがライブで愛用していたチェックシャツとか、そんな洋服達。
(でも部屋着としてしか使えない。
価値を知らない家族とかが整理したら、一瞬でゴミ箱行きになりそう。)
極限まで捨てていったら、そんな風に古着ばっかり残っちゃいました。。
そして何より、サイズ感が、海外物は自分の体型にピッタリでありがたい。
日本のブランドだと手足が7分丈になってしまうので、
手足の長さと横幅がしっくりくる洋服ってだけでもありがたい。
90年代のちょっとダサいファッションが
めちゃくちゃ好きなんだけど、
古着屋さんに行って洋服を見るのもめっちゃ好きなんだけど、
モノには念というものがあると言うし、
運気とかそういうの考えたら、うーん。古着ってどうなんだろう。と
今までは買うのに躊躇してしまうところがあったんだけど、
でもよく考えたら、
古着屋さんにあるビンテージ(80年代、90年代のもの)って、
今より全然、勢いや希望やワクワクする感じがあった時代のもので、
今の大量生産の安物よりも、全然質の良い製品が多くて、
誰かの元を何度も渡りあるいて、何十年も捨てられることなく生き残って、
はるばる遠い日本まできて販売されている洋服たちだから、
もうそれだけでスゴイ才能をもった洋服たちだと思うから、
古着で運気がどうのこうの、って考えるとしたら、
運気は上がるんじゃないかなぁ。
と考えたんだけど、どうだろう。
古着屋さんで販売されている洋服たち、すごい生命力だと思うんだけど。
何よりエコだしね。
ほんの少しでも、環境に負荷のかかる
大量生産、大量消費のゴミの暮らしを考え直したい気持ちもあるし。
洋服をあまりにも捨てすぎてしまったので、
今度古着屋さん巡りをしてこよっかな。
ピーンと一目惚れするモノに出会えたらいいなぁ。
・・・というわけで、
スウェットを断捨離して、
・繊維くず地獄からの解放、
・ウールニットの軽さと暖かさの感激、
・お気に入りの外出用の洋服を部屋着にして気分が上がった
というささやかだけど自分的には大発見で、
改めて洋服の大切さに気づいたということが書いておきたくて、
日記にしてみました。