労働って何だろうな、、、。最近のわたし。

6月に仕事量の限界をむかえたエース社員さんが1人ギブアップして退職した。

続いて即座に、モチベーションの低いアルバイトのような社員さんが辞めた。

その流れで即座に、その負担が全部自分にまわってくるであろう、エース社員さんが同時に辞めた。

残された不器用でやる気のない社員さんが、とんでもなく雑でめちゃくちゃな仕事をして

何とか耐えていたが、ついに辞めてしまった。

ほんの数ヶ月で、雪崩のような一斉退社。


次の負担がくるのが、アルバイト。

社員さんが何人もかかってこなしていた仕事が、

時給たった数百円のアルバイトさん達にふりかかってくる。


社員さん達は、もう社内ドタバタ劇なので、

仕事量を増やす人達に対して、その際に給料を上げようなどという

そんな身内の対応をしている暇も時間もない。

そもそも、そういう管理している人達も辞めてしまった。


会社に思い入れも何もない、ただただ働かされているアルバイトさん達、

こんな低い給料で、こんな大変な思いをして働く理由もなく、

他にいくらでも仕事はあるから、

即座にみんな逃げるように、一斉退職。



業務委託というかたちで、仕事をいただいている私…。

この立場で、会社の存続を担わされている責任感。。。


スタッフが少なすぎて、膨大に増えるクレーム対応。

顧客の個人情報の収集や管理まで、部外者の自分がさせられる事態。

約6人体制でしていたような仕事を、自分一人ですることになり、


数ヶ月前、もう体調が限界で、

日々のクレーム対応でメンタルもやられてしまい、


仕事前に、心臓がバクバク、、、。

こなせないほどの仕事があるから、1時間ほど早めに勤務を始める。

手がすいた時にこなしていた雑務が、全くの手付かずで、

当分勤務中に手をつけられそうにもないので、

休みの日や時間外に何百件と作業する。

(多分、かしこい人は、このような頭の悪い哀れなサービス残業はしないと思う。)

毎日クレームを受けて、勤務が終わってすぐに

気持ちを切り替えたり、夜勤が終わって即爆睡できるはずもなく

朝まで眠れず、またそのまま仕事。

いよいよ体調がヤバくて、

仕事できる体調じゃなかったから、

休ませてもらおうかと何度も何度も言おうと思ったが、


最低限、2人体制なら何とか休めるものも、

たった1人で仕事しているので、代わりがおらず休めない。


誰かに相談したり、何か解決方法があるとすれば、

・病院に行け

・そんな仕事辞めろ

・健康より大事なものはないから、とにかく休め


という、当然のことを言われると思う。

自分でも、そんなことは全然普通に分かっている。

それ以外にかける言葉はあまりないだろうし、

自分がただ辞めれば済むだけの話なので、

特に誰にも相談したいと思わない。


会社と仕事内容は、めちゃくちゃ将来性があって楽しみな若い業界なのに、

なかなかモチベーションの高いスタッフが揃わないことだけが残念で、


多分給料などの待遇が今の流れで改善されるなら、

それなりに給料に見合った人材が集まるような気もしており、


いつか自分が起業したら、人件費は削ったらダメだな。

それなりの給料だとそれなりの人材になるんだな。

と勉強になったり。



ただ、同じように厳しい労働環境の中で働いている人が、

今の日本にどれだけいるだろうかと思ったら、

国民のほぼみーーーーーんな、ほぼほぼ同じような状況じゃないのかな。


と思えてきて、


仕事が大変で、体が限界だから、

休んだ方がいいかな。じゃ休みます!

無理しない方がいいよ。そんな会社早く辞めた方がいいよ。

じゃ辞めます!


って言える人がどれほどいるだろうか。

そんなことが言える世界なら、こんなに深刻な社会状況になってないんだろうな。

貯金があって、休みたい時に躊躇なく休暇がとれたり

簡単に転職できる人なら

そもそも労働なんかしてないよね。


仕事が大変、きつい、体が限界、もう辞めたい。

→ じゃあ、楽な仕事をすればそれで満足なのか?


と自分に問う。



昔の時代のように、根性論とかそういうものは1ミリも興味がない。

辞めたい人は、辞めたい時に、すぐ辞めるべきだ。

自分は、夢が見つかれば、すぐに行動して引越しでも投資でも何でも迷わず即行動の大胆な人間。

そういうことを冷静に考えていると、今は動くタイミングじゃないんだよなぁ。。。

結局、自分で起業せず、誰かの下で働かされる限り、

どこに転職しても、どんな仕事であっても大変だし、

給料は辞めないギリギリのラインでバランスとる訳だし、

アルバイトの給料を上げれば、勤務時間を減らしたいという人が出てくるため、

上げすぎることもできない訳で、

楽して満足のいく楽な仕事なんて、どこを探してもないんじゃないかなぁ

と思ったり。


辞める人達は、転職先でまた3年ほど過ぎた頃に、会社の愚痴を言って

同じように辞めていって、そういう流れの繰り返しで人生を送っていくんだろうし。


毎日毎日、暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も

ゴミ収集してくれている作業員さんだって、

死にそうになりながらダッシュで荷物を配達してくれる宅急便さんだって、

みんな同じように頑張っているんだ。

みんな同じなんだ。

と思ったり。



休んだ方がいい。病院に行った方がいい。

仕事辞めた方がいい。

と言いそうな人たちが、果たして何かを成し遂げた人なのか、

自分が目標とするような生き方をしている人なのか考えると、

そうでもないような気がして。


自分が選んだ仕事や会社の悪口を言う人間にはなりたくないし、

政治家や税金や労働の愚痴を言う人にもなりたくないし、、、。


自分が憧れるような人、偉人や成功者などの

一部の人なら、

きっと逃げる方法とは別の乗り越え方を経験しているんじゃないかいな。

と思ったり。


自分の今のお仕事は、求人倍率70倍?

(70人の応募者でたった1人採用)のような状況で、

絶対にやりたい仕事で、魅力的で探し求めていたドンピシャの条件で、契約した仕事だから、

ほぼほぼ1日中英語での仕事だから、これほど学びながら働ける環境は他にないし、

しかも在宅で仕事できるし、

他の辞めていく人達のように、どんな職業でもいいから、

楽してなるべく高い給料で、どこでもいいとは思ってないから、簡単に手放せず。


今はまだ、動くタイミングではないと、

じっと耐えています。


ふと、頭の中に流れてきた歌がある。


My Little Lover の、Hello Again って曲で、

『自分の限界がどこまでかを知るために 僕は生きてる訳じゃない。』


って歌詞が突然頭に流れてきて、最近よくぐるぐる頭の中を回っている。

小林武史さんが書いた歌詞かなぁ?

絶妙な言い回しで、言葉の使い方が天才すぎると思った。


他にも、

ふと『北の国から』の、とあるシーンが突然頭に浮かんできた。


純くんが、彼女のシュウちゃんと遠距離恋愛になることになって、

その距離と道のりが頭に浮かんで、

これから幾度となくこの道を通うことになるのだろうか。

って、

毎日汗まみれで、ゴミ収集の仕事をしている純くんの過酷な労働のシーンになって、

この体の一体どこに、その力が残っているのだろう。


と、別れを考える場面があるのですが、


ほんまそれな〜。って心から同感。

今の時代、1日中仕事して、休日は翌日の仕事のために

体を休めるだけの日々の中で、

どこに恋愛をしたり、結婚したり、子育てをしたりする時間とお金の余裕があるだろう。

と思えてくる。みんな働くだけで、生活だけで精一杯。


このドラマ、多分90年代だと思うけど

今はそれから 1990年代, 2000年, 2010年, 2020年、、、

40年ほども経過しているのに、


労働と生活の崩れたバランス、

働きすぎなブラックな環境は、こんなに時代が変わっても変化してないんだなぁ。

と思った。


それより前の、明治・昭和の時代は、労働という意味では今よりもっと大変だったと思うけど、

『自然』が、無意識的にでも、人間の心身をいつも癒し回復させてくれていたんじゃないかなぁ。


お父さんたちの時代は、みんなバイクや車やスキーなどの趣味があったのに、

今は車さえも持てない時代だなぁ。と考えたけど、

多分そのお金は、スマホ、パソコン、通信料というものに流れていったんだろうな。

日本のバブルの時代、世界に誇る自動車産業や伝統工芸、

素晴らしい映画やドラマやアニメが日本からたくさんでていた時代。


90年代、パソコン、携帯が出てきた時代から、日本が一気に衰退。

そこから、

アップル、アマゾン、グーグル、ツイッター、フェイスブック、インスタ、ラインなどの情報の時代。


今はまた、その時のように時代が転換する時期だと思うんだけど、

次はどこの国が、どんな産業で世界を引っ張っていくんだろう。



労働ばかりじゃない人生、

みんなが人生を楽しめるような、良い時代になればいいなぁ・・・。


でも、一つだけ肝に銘じたい。

健康なだけで勝ち組。っていう言葉をどこかで見かけたけど、

本当にその通りで、


芸能人でも一般人でも、

これだけたくさんの人が働きすぎて体を壊す中、

無理しずぎず、マイペースでも健康に過ごすことが、結局は総合的に一番

損失の少ない勝ち組であることは間違いないと思う。


仕事でメンタルからやられて体を壊すと、

治るまでに10年以上かかったり、回復までに長い長い時間がかかるから、

さすがにそこまでは自分を追い込まないようにしたい。


あと、数ヶ月前に、限界ギリギリだった自分が、なぜまたもうひと頑張りできたのか。

秘訣が一つ。


A4のバカでかいノートに、寝起きで、思ったことを書きまくる。

というワークを続けているのですが、

さすがにその時期、負の言葉ばかり、発散のつもりで書いていました。

そのダークな言葉に、自分自身が飲み込まれてしまったことに気づき、


もう嘘でもいいから、今日からとりあえず、負の言葉は書かず、

感謝することや、いいことばかりを書いてみよう。と試してみることにしました。


その日に、なぜか全然連絡を取っていない人、2人から

いきなり、最近元気?と連絡がきた。


普段全く誰とも連絡とっていないから、

同じ日に2人から、、、ってことは、何か自分が発する波動が変わったのかな?


日記を良い言葉に変えたその日から、いきなりこんなにスゴイ効果??

と思ったんだけど、

それからも、感謝すること、ラッキーだったこと、ポジティブなことばかり書いていくようにしたら、

あんなに辛かった体調も仕事も、

今は何とか普通にこなせるようになりました。


無理だと思える仕事量でも、

何とか1秒でも早く作業が効率良くできないか考えて、

(PCのショートカットキーや画面の配置やソフトなどフル活用できるよう)勉強して改善して

自分の能力と作業スピードを上げること、

メンタルと体調を整えると、

こんなにサクサクこなせるのか。と自分で驚いた。


まだ日が浅いのですが、

このA4日記ノートを、ネガティブな思いを発散するためものから、

ポジティブなものに書き出す方向に変えてから、その効果は本当に計り知れないものがあり、

ものすごい発見もあり、またここで紹介したい。


でも、ネガティブな感情を全て吐き出して、

もう毎日毎日同じ内容で、書き出すことがないほどにカラッポにしてから、

自分で体調などの変化で、色々自分で気づきがあって、

ポジティブ日記に移行したことは、順番的にすごく良い流れだったと思う!

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