亡くなる人と、退職する人の共通点。

仕事が人員不足で大変すぎる…。

企業側は、少しでも安い給料で、少しでも多くの仕事をして欲しい

というのは当然だけど、


我慢強い、忍耐強く頑張っている人に甘んじて

見てみぬふりをして、過酷な状況を強いると、

それが限度が過ぎた時には、


絶対に従業員への対応をおろそかにしたシッペ返しが来て、

後悔してもしきれないほど、企業側が痛い目にあう。

最初から、もっとスタッフを大事にしていれば・・・。
自業自得だなぁ。。。


といつも思う。安い給料で働かせているのに、逆に効率が悪い。

粗悪な条件で働いてくれる人を、

すぐにやめる中で、スタッフをコロコロ変えて繰り返し雇っていくよりも、


有能な人材に、それに見合った評価をして、

長く続けてもらうことで、

少数精鋭の、優れたチームで仕事をやる方が、

どんなに良いだろう。

その方がどんなに仕事が楽で、無駄な教育や人件費が減らせるだろう。

その方が会社が成長するのに。

一人退職者が出た途端、

限界ギリギリだった人の負担がさらに増え、キャパオーバーしてしまい、

そして連鎖的に何人も同時に、仕事を離れてしまうことになる。



1日2日で覚えられる単純作業の仕事なら、

いくらでも変わりがいるが、


人員不足の中で、新たな人を教えるために

またスタッフの人手がとられ、

そしてまたシワ寄せがきたところの人が

辞めていく。


内側から崩壊。

仕事が機能していない。

ピンチ。



自分の周りで、今こんなことが起こってる。

でも、目の前の企業だけじゃなくて、

日本の多くの企業が、こんな感じなんじゃないかなぁ。

医療関係もそうだし、保育士さんもそうだし、

宅急便などの配送会社も、暑い中過酷な労働がかわいそうすぎて、

ネット注文をするのに躊躇してしまうほどだ。



絶対に自分を安く売っちゃいけない。

会社は無限にあるし、ブラックなところばかりじゃない。

かしこい有能な企業は、

まず第一に社員を大事にする。

そういう職場を選ぶ。もしくは自分で起業する。



8月はやはり、退職者が多い。

・ボーナスをもらってから辞める。

・繁忙期の前に辞める。

という理由だ。


こうならないように、

繁忙期の後にボーナスの会社もあると思うけど、

有給の消化を計算したら、繁忙期の前に辞めれることになるだろう。



恐れていた状況、

こうなるであろうと、誰もが気づいていたけど、

ドミノ倒しのような退職の連鎖がついに

繁忙期前に起きてしまった。崩壊。



有能な人が残るなら、大いに良いことだけど、

有能な人は、成長のない企業を見抜いてしまうから辞めていく。

有能な人は、その人に仕事が集中しすぎるから辞めていく。

結果、仕事できない人だけが残る。

→ さらに有能な人から順に抜けていく。



今まで自分は、これの逆パターンばかりだったので、

(例えば意地悪な先輩とか。)

いつも辛抱することで、自然に道が開けてきたんだけど、

なんだかちょっと考えなきゃいけない流れ。



とはいえ中小企業の運営者も、

みんなどこも本当に大変な時代なんだと思うなぁ。



タイトルとかけ離れた前置きをしてしまった。ごめんなさい。


今まで何人も辞めていく人を見てきたけど、

いつもいつも、奇妙な共通点に気づく。



辞める直前(1ヶ月ほど前から)

不思議なほどに、爽やかな空気が出ていること。


それまでは、もう限界・イッパイイッパイで仕事していた人が、

あれ?何か最近、めちゃくちゃ爽やかだなぁ。

軽々しく仕事をこなすなぁ。どうした?変わったなぁ。


と不思議な違和感を覚える。

そして突然の退職。


あぁ、そういうことだったのか。


まぁ、分かる気もする。



自分は、こういう人の発する「気」のようなものを、

敏感に感じ取りやすいから、

気づきやすいんだと思う。


霊感チックなものでなくても、

たぶん幼い頃に、

常に親の顔色を気にしながら、人に気を使って成長してきたら、

こんな風な体質になるんだと思う。



退職者に共通する、「奇妙な爽やかさ」ですが、

うつ病から自分でこの世を去る決意をした人も、

同じような現象が起こるようだ。


だからみんな口を揃えて、

最近はかなり症状も安定して回復してきたのに、

信じられない。

という。


自分は、回復してきた時こそが、一番危険だと思うんだけどなぁ。



それだけじゃなくて、

寿命で亡くなる前の人にも、

この奇妙な爽やかさを見る。


高齢者の多い、実家の田舎で暮らしていた時に、

この現象を見た人(4人)が全員、

その数ヶ月後に亡くなった。


本当に不思議。


田舎のお年寄りって、

狭いコミュニティの中で、特に娯楽もなく

生活しているので、


ものすごくストレスを抱えた人が多い。

人の噂話や悪口も多いし、人相も悪い人が多い気がする。


そんな中にいるから、

穏やかな表情で、いつも優しい言葉を使う人は、

とても際立って見えるので、


うわー何か、この人、

ものすごく仏さんのようなオーラが出てるなぁ。

と感じた数ヶ月後、

亡くなる。



本当に4人連続で、これが続いた時には、

自分でもビックリ。



この奇妙な爽やかさ。

今月仕事を退職された人からも、先月から感じとっていて、

また確信になったんだけど、


だからと言って、

自分に何ができるんだろう。


流れ星みたいに、

命が燃え尽きる時に、光を発するものなんだろうか。



コロナの時代からまた次の時代に移行する中で、

自分だけじゃなく、

どこの仕事も、働く環境が激動していると思う。


色々あるけど、

私の場合、ひとまずは、お仕事をいただけることに、

感謝・感謝・感謝でいこうと思う。


ご縁があってこのブログを読んでくれた人も、

幸せな日々を送れますよーに。

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