ふと、高校生の頃に起きた
私たち兄弟の不思議な出来事を思い出しました。
とある日曜日、
車で30分ほどのデパートに連れて行ってもらい、
シールや手帳、アクセサリーなんかが所狭しと置いてある、
中学・女子高生が大好きなファンシーな雑貨屋さんコーナーに行きました。
そこに、
レインボーカラーで、20色くらいきれーいにグラデーションで並んだ
可愛いラメ入りのヘアクリップがあって、
（ステンレスの、バネで挟むやつ）
私は、このヘアクリップに一目ぼれして、
「うわー。これめっちゃ可愛い！全色揃えたいなー！」
って言って、ワクワクしながら一生懸命色を選んで、
4つくらい手に持っていていました。
んーーー。。。。
やっぱり、今日は黒だけでいいや。
と、黒のラメ入りのヘアクリップを1つだけ買って帰りました。
次の日、学校から帰ると、
小学生の小さな妹が、
「お姉ちゃん、これプレゼントー！開けてみてー♪」
と、昨日選んでいたヘアクリップを4色プレゼント。
誰に連れて行ってもらったのか、
お年玉で買ってくれたのか、なんて可愛い妹よ・・・。
と、それを見ていた、もう1人の妹が、
「え、うそだろ。これ見て！」
と、学生カバンから、同じお店の小袋を取り出し、
「はい。プレゼント！」
と。中身は同じく、同じヘアクリップを4本と
ピンクのクマのフェルトが付いたクリップを1つ。
学校帰りに友達の家族に連れて行ってもらって買ってくれたらしい。
「やばい偶然！色かぶってないよね？」
と8本全部並べてチェックすると、
見事に1つも色が被らず。
こんなことある？
と、ものすごく嬉しかった出来事でした。
（誕生日でも何でもない日の出来事です。）
ついでに、そのヘアクリップ、
ずっと大事にダイソーのカンカンの中に入れていたのですが、
もう何年も経ってから、
そのボロくなったカンカンの蓋を開けた裏側に
英語のメッセージが書かれていることに初めて気づき、
鳥肌と同時に、体がビクッとして硬直しました。。。
” Life is a journey！“（人生は旅である。）
自分がすごく好きな言葉で、
いつもいつも、手帳の隅っこに
ホントにいつも書いていた英語だったからです。
もちろん、その時も
手帳の新しいページにその言葉を書いたばかり。
こんな偶然ある？
なんで今まで何年間も気づかなかったんだろう。
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兄弟というのは、こんな風に不思議なシンクロが起きるもので、
大人になってから、
親知らずを抜歯したんだけど、
「あー怖かったー」なんて言いながら実家に帰ってくると、
同じ日に弟も、別の歯医者で親知らずを抜歯して帰ってきて、
こんな偶然ある？なんて弟と話をしていたら、
そんな会話を聞いた妹も、ほんの数日前に親知らずを抜歯したばかりだった。
3人とも別々の場所に住んでいて、
会話なんて全くしていなかったのに、
たまたま3人が同じ時期に、別々の歯医者さんで、
親知らずを抜歯していた出来事でした。
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またもう一つ思い出した出来事。
高校を卒業して、都会で一人暮らしを始めたのだけど、
洗濯機のないマンションで、
商店街の近くのコインランドリーに通っていました。
ある時、洗濯物をとりに行ったら、
最悪なことに、下着が全部盗まれていた、、、。
まぁ、自分も悪いけど、
それより、下着ないしどうしよう・・・。
明日までに買いに行かないと、、、。
何着買ったらいいんだろう。
あー最悪最悪最悪、お金なさすぎる。
とコインランドリーから帰ってくると、
田舎の母親から宅急便が届いて、
タオルや下着がたくさん入っていました。
何というタイミング！！
食料品、タオルを送ってくれるのは分かるけど、
下着！？？？って普通は思いますよね。
サイズや好みもあるし。
こういう絶妙なタイミングと、
母親ならではの勘のようなものには驚かされました。
それに、子供の頃に、学校から帰ると
毎日手作りのお菓子をつくってくれていたんだけど
今日は〇〇が食べたいなー。
と帰り道に考えながら帰ると、
いつもその通りのお菓子や夕食が出てきました。
ほんとに母親ってすごい。
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他にも、朝学校に行く途中
妹が自転車でこけて大怪我してしまい、
両親が仕事を休んでバタバタしていたところ、
夕方には、弟も車で溝に落ちて、
レッカーしてもらった日がありました。
恐るべし偶然。
（どちらも相手がいなくて単独で良かった。）
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こういう不思議な出来事が起きると、
人生なかなか面白いな。って思いますね。
全部自分の実話です。