目指すところにもよるけど、
素晴らしい仕事をする人には、素晴らしいパートナーがいるなぁ。
といつも思う。
もちろん、異性のパートナーもそうだけど、
ビジネスで成功するときの、中心「2人」の素晴らしいバランスは、
ホントに見ていて気持ちがいい。
でも異性のパートナーはまたそれと違う。
大当たりか大外れ。
天国か地獄。
愛が憎しみに変わる。ということがあるので、
難しい。
ある有名デザイナーさんが言ってたけど、
デザイナーになりたい人は、いつか自分のブランドを持ちたい。
というのが夢になると思うけど、
実際、自分がブランドを立ち上げてみて、
自分は商売人じゃないから、
デザインの仕事に集中するには、やっぱり大手のブランドに所属する方が良い。
という内容のことをインタビューで答えていた。
なるほど。。。
中田英寿さんも確かこんな内容のことを言ってた。
日本には世界に誇る素晴らしい伝統職人さんがたくさんいるけど、
後継者不足で、どんどん衰退していく。
理由は何か。それは、職人さんは商売人じゃないから。
その商売力が日本の弱さであり、もっと世界に魅力を知ってもらうべきだ。
職人さん×商売人 というのは、絶対に素晴らしいコンビでタッグを組むべきだ。
自分のおじいちゃんは、たった1人、一代で大成功した和菓子職人さんだったけど、
お店の立ち上げから、宣伝やらどういうステップであそこまで1人でやったのだろう。。。
と考えてみたけど、
気づいた。おばぁちゃんが店番をしていたけど、
それはそれは、もう、とんでもない商売人だった。
おばぁちゃんの売る力や、しゃべる力は、恐ろしい才能があった。
例えばノルマがあったとしたら、
閉店まであと何時間で、これを全部売り切れ。
と言われたら、絶対売り切ってしまうようなエネルギッシュなパワーがあった。
あれは絶対自分には無理だ。マネできない才能。
やっぱり職人×商売人の最強タッグは必要なんだなぁ。
バンドのスタートは、
仲良しの同級生2人から始まるパターンが多いけど、
この2人の相性が抜群だったら、ホントに素晴らしい。
大体成功するのは、2人とものレベルが高く、
リーダーを支えつつ、陰で動かす裏リーダーの能力がすごい。
2人の補い合うバランス。
ビートルズのジョンレノンとポールマッカートニー。
ブルーハーツのヒロトとマーシー。
ゴールデンボンバーの鬼龍院さんとキャンさん。(未だインディーズ)
ジブリの宮崎駿さんと鈴木プロデューサー。
北の国からの脚本家の倉本さんと杉田監督。
プロデューサーが、プロデュースした女性と結婚するパターンは、
何だかゾクゾクしてしまう。
小林武史さんとAkkoさんとか。
布袋さんと今井美樹さんとか。
X JAPANは、YOSHIKIさんとToshiさんが幼稚園からの同級生だけど、
YOSHIKIさんの商売力というか経営、ビジネス能力がすごい。
アーティストさんは会社の商品のように扱われて、使い捨てにされるのがオチだけど、
アーティスト自身であそこまで売り込んでいくエネルギーと能力は他にいないんじゃないかな。
一世を風靡したアーティストが、
解散したり、ソロになったり、
大手の会社を離れ、
個人事務所になったり。
これだけのファンがいれば、大手を離れても
やっていける!と思っても、
長い歴史、色んな人を見ても
やはりどんなに人気の絶頂でも、
自分でやっていく!となったとき、
ほとんど例外なく落ちていく。
贅沢は望まない。必要以上のお金はいらない。
マイペースで、アンダーグランドで1人でやっていきたい人でも、
やっぱり仕事として成り立たせて、それで生活していくには、
職人さん、アーティストさんは、
最高の「商売人」タイプの相性の良いパートナーを見つけて
やっていくのがベストなんだろうな。
大谷翔平さんと通訳の一平さんもすごく素敵。
人間性の高さが2人ともケタ違いに高くて、
見ているだけでも気持ちよくて、自分も同じ日本人ってだけでも嬉しくなる。
だけど、今はYouTubeやネットで、1人でもやっていける。
そのほうがいい。って時代でもあるなぁ。
だけど、
それが成功したときに1人で喜んでも仕方ないし、
大変なときに支えられたり、
そういうのを考えると、やっぱり良きパートナーは出会えたら良いなぁ。