成功のために 必要なたった一つのこと。

ビジネスがうまくいかない時、

一旦立ち止まって、考えるべきことがあります。

見失いがちなのが、「目的」。

そして

よく言われるのが

「やり方(Do)」より「あり方(Be)」が大事。

ということ。

それ以外で、

成功するために必要なこと。

成功している人が、必ず意識していることは

まずビジネスをする上での、大前提として

「誰のためにするビジネスなのか。」

一番最初に持ってくることです。

言い方を変えれば、「ターゲットは誰なのか。」

このビジネスで、「誰を助けたいのか。」

「誰を喜ばせたいのか。」

これを、何よりも何よりも何よりも一番最初に設定して

そこを核・軸にして、固めていくことです。

料理が大好きだから、たくさんの人に自分の作った料理を食べてもらいたい。

洋服が大好きだから、自分のお店を出してたくさんの人にオシャレを楽しんで欲しい。

音楽が好きだから、自分の歌でたくさんの人を勇気づけたい。

これをビジネスとして成り立たせるには、

繰り返しになりますが、

「誰のためにするビジネスなのか。」

最初に設定することです。

老若男女、お年寄りから若い人まで、なるべく多くの人に喜んでもらいたい!

という気持ちは分かります。

成功の秘訣としては

ここで、ググーーッッと、ターゲットを狭く絞って設定することです。

「誰のためにするビジネスなのか。」

設定の例:

20代の女性、子育て世代の女性、30代のサラリーマン、60代のサラリーマン

80代一人暮らしの女性、小さなお子様連れの若いファミリー・・・など。

こんな感じで、年齢+性別 は必須で、設定します。

一番うまくいくパターンは、

自分が今まで経験した苦労の中から、

あの時、あぁーして欲しかった。こんなことが嬉しかった。

などを振り返って、今度は自分が、その立場に置かれた人を助けてあげることです。

・・となると、自分と同性で、その経験をした年齢ぐらいになると思います。

一番、誰よりも相手(お客様)の気持ちが分かる。

そしてその仕事に喜びややりがいを感じる。

有名人の例で例えると

薬物依存、アルコール依存を経験したアーティストが、

自分のギターを全部売って資金をつくり

同じような経験をした人が更生していけるような施設をつくりました。

こんな感じで、実際に経験した人が、何よりも相手の気持ちを理解できる。

それを生かしたビジネスを考える。

例えば「子育て中のママさん」を設定。レストランの場合。

・キッズスペースを設ける。

・トイレにおむつ交換用のベッドを設置。

・価格は高すぎない。

・ママ同士でゆっくり遠慮なく会話していただけるようなレイアウト。

「お年寄り」を設定。

・車椅子でも入れる。バリアフリー

・トイレなどに手すり

・BGMは大きくしすぎない。

・シンプルなメニュー設定で、文字は大きめにする。

ささっと考えても、こんな風に

客層を絞ることで、向かって行く方向が全く変わってきます。

バランスをとることは、

どんなにホスピタリティ精神に溢れていても、非常に難しいです。

「カレー好きの方に、本格的なカレーを楽しんでもらいたい。」

ではなく、年齢+性別 を必ず含めて考え直します。

狭くすれば狭くするほど、

売り上げが下がるどころか、なぜか不思議と逆に伸びて行くはずです。

私が個人的によく感じるのが、

例えば洋服。

私は身長が高く、肩幅が広く、手足が長く、痩せ型なのですが、

気に入った洋服があっても、自分にピッタリのサイズは

普通にありません。

ZARAぐらいですかね。海外のブランドで、しかも身近にあって利用しやすい。

でも、店舗はXSかSの日本人サイズばかりなので、

結局ネットでMかLを購入することになります。

おそらく、平均身長は昔より上がってきていると思うので、

私と同じように感じている人はとっても多いはずです。

なのになんで、こんなにも長身向けの人も利用できる洋服ブランドやサイズが

日本にはないのだろうか。

本当にどこにもない。

作業着と言えば「ワークマン」暖かい肌着といえば「ユニクロのヒートテック」

のように、長身の人が似合う洋服ブランドと聞いて、パッと思い浮かぶのがあればなー。

そんなブランドで、ちょっと高級感のある、スタイリッシュなブランドが、

身近に買える場所に出てきてくれたら、絶対に利用するのになぁ・・・と思います。

冬用のコートなんてどれも袖がパツパツに短くてデザインで選べない。

ロンTなら7分丈で我慢しますけど。。。T.T

それか、そんな商品を選んできて販売するような、

長身向けのセレクトショップのオンラインショップがあればいいのにな。

うん、こんなのがあれば最高。

これが、なるべく広い客層、なるべく多くの人に利用してもらいたい。

売れる商品を伸ばして強化。あまり売れない商品は削っていく。

というビジネスの弱点だと思います。

逆に言えば、

今ここはブルーオーシャン状態のビジネスだと思います。

こんなにもファッションに無頓着な自分でも困っていることなので、

絶対需要があるはずなんです。

例えば、また別の話。

アロマオイルマッサージのお店をよく利用するのですが、

私は絶対「女性専用」のサロンを選ぶようにしています。

オーナー様からしたら、

男女問わず、たくさんの人に喜んでもらいたい。

多くの人に利用してもらって、少しでも売り上げを伸ばしたい。

というのは、当然のように分かります。

ですが、例えば若い女性スタッフ多く預かる経営者から見て

男性のお客様を受け付けるというのは

若い女性スタッフにとって気持ち良く、働きやすいことだと思うのか。

自分は疑問に思ってしまう。

自分はどうも、受付で男性のお客様と出会うと

温泉の更衣室に男性が紛れているかのような気分になってしまう。

スッピンだし。小さなサロンだと、トイレも一つで男女共用。

結果、私は「女性専用」のサロンしか利用しない。

経営者さんは気づいてないかもしれませんが、

こんな感じで、お客様を増やそうとしてやっていることが、

逆にお客様を減らしているんです。

ヘッドスパに行った時も、隣から

男性のお客様+若い女性スタッフの会話が丸聞こえで

何だか余計なことを考えてしまって、あまり良い気持ちがしなかった。

静かで贅沢な時間を過ごしたくて利用したのだけど。

もうそこは利用しないです。

男女差別とかの意味ではなく、

やはりこれも、経営者による「客層を絞る」「誰のためにするビジネスなのか」

という意識が欠けていることにあると思う。

男性も男性で、マッサージに行きたいけど、女性ばかりで行きにくい。

という人もたくさんいると思う。特に脱毛や美容系、マッサージ系。

そんな方に向けた「男性専用」のビジネスを展開すれば、絶対に需要があるのに・・・。

と思います。

またまた他の例。

私はジブリが大好きで、

毎月更新される、どんぐり共和国というオンラインショップのジブリグッズを

毎月楽しみにチェックしています。

こんなにジブリが好きで、欲しいものがあったら高くても買いたい!!

と思っているのに、

何一つ欲しいものがないんです。で、買ったことがないです。

ジブリと言えば、あまりにも客層が広く

それも分かるのですが、

グッズが、自分の年齢層にはどうも合わないようで、

何か買いたいのに、欲しいと思うものが全くない。

企画のスタッフが変わったりして、

ガラッと自分の世代に合う商品になれば

爆買いしてしまうのになーーーー。。

といつも思います。

こんな風に感じているジブリファン、意外と多いと思います。

これもやはり、年齢層の設定・・・というより幅広すぎるのかな、ジブリは。

と思います。

それから、女性用下着!

ひと昔前は、着心地よりもデザイン重視だったのが

最近は、着心地重視で、ラクなものに変わってきましたよね。

とっても良いことですねー。

前までは、ワイヤーが入っているのが当たり前だったし、

化学繊維でツルツル素材のものが当たり前だったけど

最近はワイヤー入りは選ばなくなったし、ポリエステル素材のものも選ばなくなりました。

いつの間にか。

そこでまた思うのですが、

これもまた、私は自分に合うものを探すのに

とーっても苦労しています。トホホ。。。

小さいサイズで、着心地が良くて、できれば化学繊維じゃなくて

ワイヤーやパッドが入っていないもの。

普通ーーーーにどこでもあるでしょ?と思いますよね。

それが、小胸さんサイズは、ほとんどの商品が

「盛る」 デカ見せ、というセールスポイントをつけてくるんです。

取り外し可能ですが、どれもこれもでっかいパッドが入っています。

ワイヤーできつく寄せるつくりになっています。

そこ、別にいらないから。。と思っても、

小さいサイズで、盛らない下着を探すのが

難しいほど。。てゆうかほとんどないんです。

同じような人も多くいるようで、ネットでもたくさんその声を見ました。

これも、少なくても確実に需要があるはずのものなので、

そんな商品を扱ってくれるブランドがでてくれば

利用するのに・・・と思います。

実際は軽ブラ的なものがあったりするんですが、選べるほど種類がなく、

年齢層的に、デザインが気にいるものは皆無。

小さい=コンプレックス=盛る!!

というのが、下着業界ではどうやら当たり前のようで、

自分的には、商品開発に携わる人は、こんな一般的な概念の逆をいくような視点

ができるスタッフをバンバン採用して欲しいものですね〜。

需要は少なくても、ブレない固いリピーターが確実に増えるはずなのになー。

他にライバル会社も全くいないんだし。

飲食店が全面禁煙になって、喫煙者の方はもうタバコ吸える場所を探すのが一苦労ですよね。

(私は吸わないですが。)

そこで、街中に無料喫煙スポットのビジネスを考えた人、

こういう考えができる人、本当に賢いと思います。

ヤニで汚い、タバコ臭い、中年の男性(ビジネスマン)が多い、

なんとなく危なげな雰囲気の人もいる、

夜に若いヤンキーが溜まり場にしそう。女性は入れない。

そんなイメージがありながら、わざわざ土地を借りて、無料の喫煙場所をつくるって・・・。

と謎ですよね。

そんな概念を覆し、

ピカピカのオシャレな内装、最新技術による空気の換気システム

しかも無料で利用できる。

そんな場所が、通勤途中にあったら、絶対喫煙者の方は助かりますよね。

確か、スクリーンにCMを流し、そのスポンサーを募って運営しているんだそう。

もうこれ、みんながWin-Winですよね。なんと斬新。

以前、バーテンダーをしていた時期、色んなバーに行って

たくさんのお店を見て勉強させてもらったのですが、

その中でも唯一無二のお店だったのが、「ラム酒専門のバー」です。

まー大体、どこのお店に行っても、置いてあるお酒の種類は定番が決まっています。

その中で、「ラム酒」で「専門」というのが衝撃的というか、

ぶっ飛んでいるというか

マニアックというか・・・。

ワイン専門のお店は分かります。

日本酒や焼酎、ウイスキーの種類がめちゃくちゃ多いお店もあります。

ウォッカやテキーラの種類が多いバーというのもあります。

だけど、「ラムオンリー」「専門」って・・・。

壁一面に、ビンテージのものなど、世界各国の見たことのないラムがズラリ。

当然、そのオーナー(バーテンダー)さんは、ラムが大好きで、

とんでもなくマニアックな知識が豊富です。

ものすごーーーく勉強になりました。

バーテンダーが楽しめる、勉強できるバーですね。

ここでしか味わえないラムばかり。

こんな風に他にマネできないビジネスは、めちゃくちゃ強みだと思います。

なぜかというと、他のお店に流れて行かないから。

同じバーと言えど、そもそも利用の目的が違うので。

こんなお店なら県外からでも訪れる価値がありますよね。

だって他にこんなお店がどこにもないから。

とあるグループ。

YouTubeで活躍し人気が急上昇していたのですが、

おそらく一番人気のメンバーが、音楽に集中したいため脱退。

その後、男女混合の音楽グループを結成。

こちらがもし、男性オンリーのグループだったら、

これ絶対、めちゃくちゃ人気が出たのになー。

残念・・・。

事務所やプロデューサーに能力がある人がいたら、

絶対伸ばせるのに・・・。あーもったいない。。。

と個人的に思いました。

男女混合にした方が、

男のファンも女のファンも幅広く増えるだろうと思いますが、

アイドル的な要素も入れないと

今時の音楽業界は本当にビジネスとしてやっていけないとすれば

そうするとメンバーに異性が含まれることは

恐らくファンにとってはプラスよりはマイナスになるように思う。

男同士でバカやって笑って楽しくしていれば、

楽しそうなところには次第に人が集まってくるんだけど

男女グループとなると、また雰囲気も方向性も変わってくる。

そして女性メンバーが妊娠、出産となると、活動を休まなければならないから

それを考えると、男女グループの場合は、

活動におおよその区切りの目標を設けるしかない。

という感じで、

何度も何度も書きましたが、

利用して欲しいお客様を、細かく細かく細かく

とにかく絞って設定することです。

海外からのお客様に、

ベビーカーのレンタルがないか、しょっちゅう聞かれます。

海外から持ち込むにはとても不便で、

空港近くで、数日間持ち出し可能でレンタルできる場所があれば良いのに。

と思っているママさんがたくさんいます。

こういうことに気づくたび、こんなにビジネスの可能性があるのになー。

と思ったりします。

気づくのは簡単でも、実際に行動できる人は本当に少ないんですよね。

ビジネスの原点は

「何がしたいか。」ではなく「誰を喜ばせたいか。」

それを改めて設定し、そこで何ができるか考えることが成功の秘訣と思います!!

ということで、コロナ禍で大変な状況ではありますが、

ブルーオーシャンのビジネスはまだまだ無限にあると思っています。

希望を持ちましょう。

タイトルとURLをコピーしました