【実話】弟が亡くなった時の 不思議な出来事。

弟が若くして突然他界したのですが、

その時、身の回りに起こった不思議な出来事を書きます。

(睡眠中の不整脈?のような出来事で、事件でも事故でも自○でもありません。不幸な感じや、怖い感じでなく、ほっこりする話だと思って読んでいただければ幸いです。)

全て私自身の実話で、

ネットで拾ってきた話や、つくり話はありません。

嘘の話は一切なしなので、

こんな不思議なことがあるんだなーと思ってもらえれば。。。

たくさんあります。

【手帳】

私は、その年「ほぼ日手帳」という手帳を愛用していました。

1日1ページの手帳。

実際に1日1ページも使わないので、真っ白なページが多かったのですが

なぜか、弟が亡くなった日の、その1ページ分だけが

破れてなくなっていました。

・一人暮らしだったので、自分しか手帳を触らない。

・ノートタイプで、6穴リングの手帳ではない。

・何か急ぎのメモがあって、適当なページを破って使うにしても、

普通に考えて、手帳の未来のページを破らない。

・手帳を破った覚えはない。

このページがなくなっていることに気づいたのは、お葬式が終わって

一人暮らしのマンションに帰ってきたときだった。

【お父さん】

お葬式から数ヶ月後。

お父さんと妹が、夜ウォーキングをしていた時のこと。

田んぼの奥に見えるお墓がピカピカッ!とカミナリが落ちたように光る。

「うわ、今お墓光ったよね。」

と喋っていたその時、

お父さんのポケットの携帯が鳴る。

着信音+バイブ

電話に出ようとしたら、

なんと・・・

その画面は・・・

電話帳の弟のページが開かれていました。

お父さんも妹も、ハッキリ電話が鳴ったのを聞いたのに

着信履歴はなし。

・ガラケーだったので、ポケットで勝手に画面が押されたということはない。

・ボタンが勝手に押されたにしても、お父さんの電話帳には膨大な連絡先が登録されており、

ピンポイントで弟のページを開くことは絶対にありえない。

ちなみにこのお墓は、弟が眠っているお墓です。

【お母さん】

夜中にふと目を覚ますと、

隣のリビングで、白い煙がモワーンと出ており

よく見ると、お父さんはコタツでうたた寝をしていたので

「やばい!!寝タバコだ!!火事だ!!!」

と思って、もう飛び上がって駆けつける。

なのに、不思議なことに

もう煙はどこにもなく、タバコもちゃんと消えていた。

翌朝、お母さんがそのことを話すと

妹。「あーそれよくあるー。」

・・・だそうだ。笑

リビングのその煙が出た場所は、

弟がいつもタバコを吸っていた席です。

【おっちゃん】

お父さんの弟、つまりオジさん(Aおっちゃん)の話。

突然のお葬式で、お父さんはもちろん、Aおっちゃんも数日間もうみんなドタバタ。

忙しさと悲しみで数日間、一睡もできてなかったと思う。

お葬式の前夜、おっちゃんがコタツでうたた寝していると、

なんと・・なんと・・なんと・・・・。

亡くなったはずの弟が会いに来たそうだ。

「おい!おっさん!ちゃんと布団で寝れって!風邪ひくよ。」

って弟にポンポンとたたき起こされて、

おっちゃんは、もうビックリしたのと、

もういない人が目の前に現れて不思議なのと、怖いのと、嬉しい気持ちと。

「おい、お前、、、明日だぞ(明日お葬式だぞ)!」

と言ったら、

「うん。分かってる。」

と言って消えたそうだ。

そこでうたた寝から目が覚めたようだけど、

夢なのか現実なのか分からないような、不思議な出来事だったそう。

【スマホ】

弟が亡くなってから、昔の懐かしい写真などが出されたりして

何枚か写メを撮っては保存していたのだけど

私のiPhoneで、何も触っていないのに

なぜか、とある写真にいつもハートマーク(お気に入り)がついている。

最初は、気のせいかと思って、お気に入りから外す(ハートマークをもう一回クリックして解除する)んだけど

確かに、お気に入りを外したことを何度確認しても、何度確認しても、

毎回毎回、同じ写真にハートマークがついてお気に入りにされている。

もう、笑えるほどに堂々と怪奇現象を起こされるので、逆に諦めました。

最初は偶然かとも思いましたが、もうそんな次元でないほどに

しつこく「お気に入り❤︎」されます。

ちなみに、今はスマホの写真は全部消しました。

故人を偲ぶことは、とても大切なことだけど

見るたびに悲しくなる、目覚めた瞬間から写真を見て悲しい気持ちで1日が始まる。

果たしてそれは良いことなんだろうか。

わざわざ毎日毎日思い出しては悲しむことに何の意味があるのか。と

ふと何だか無駄な重たい感情がバカバカしくも思えてきて

明るく生きようと、いったん全ての写真を消しました。

【お水が揺れる】

お供えのお水。

遺影の前で、弟の名前を呼んだら

びっくりするぐらいに、お供えのお水がグワングワンと波打って揺れました。

風もない。地震でもない。

ん??地震?怪奇現象?

え、どんどん水の揺れが大きくなってくる。

これはアンタ、やりすぎだって!やばいって!

と何だか本当にイタズラしすぎな弟に笑えてきて、

でも少し怖くもなってきて

確かに、ゆーらゆーらと波打っている水をジーッと眺めて

それが鎮まったのを確かめてから

また弟の名前を呼んだら、

またグワーン、グワーンと水が波打ちはじめた。

タイミングを変えたり、しばらく時間を置いてから試すも

やっぱり、何度やっても

名前を呼んだら、水が動く。。。

気のせいなレベルじゃないほど、グワングワン、ゆらゆら。

部屋に一人だったので、ふと冷静になると

めちゃくちゃ怖くなってきて

でも、これを誰かに言ってもあまり信じてもらえないだろうから、

ムービーで証拠を残そう!

と思ったのだけど、

目に見えない霊が、今目の前にいるんだ。と思ったら

突然めちゃくちゃ怖い気持ちになって、

ムービーは撮れませんでした。

【夜中の着信】

さっきのAおっちゃんの話と似たような話です。

私が寝ていると、もういないはずの弟から着信があり

もう一瞬で、爆速で、急いで飛び起きて、

絶対に着信が切れるまでに電話に出たくて

枕元にあるはずのスマホを

もう狂ったように暴れるように必死で探す。

着信音が切れたけど、確かに実際に鳴っていたので

もしかしたら、実際に弟からの着信履歴が残っている気がして

恐る恐るスマホを見る。

結果。着信履歴はなかった。メールもショートメールも、

アプリの通知も何もなかった。確かに着信音が鳴ったのに。

ふと気づいたら、その日私の誕生日だったんです。

お祝いが伝えたかったのかなーと思いました。

つくり話みたいですが、本当に本当にあった出来事です。

【スマホ】

こんな風に、笑えるほどに弟のイタズラがあり

ついには、私のiphoneの、検索画面などに

勝手に文字が入力されるまでになりました。笑

最初は、「1111111111////aaa」(←忘れたのでコレは適当です)

などの文字で、

勝手に何かが触れて、反応してしまったのだろうと思っていたのですが

何やら、意味ありげな文字が入力されており

「yamanotobira iiiiiii111111….」

ん?どういう意味だろう。

なんか伝えたいことがあるのかな?と思い

スクショして、実家の妹に

今日はこんな不思議な文字が入力されたよ。とラインする。

え???待って、待って、待って。

マジでヤバイ。ヤバイやばいヤバイ、本気でヤバイんだけど!!!

え、ヤバイヤバイヤバイ。

と、やはり何らかの意味があったようで、

相当びっくりしている様子。

どうやら、

お父さんと弟が、春からお店(レストラン)をする予定していたのだけど。

お父さんは、その夢をいつか叶えようと思っていて

最近、お店の名前を色々考えていたらしい。

そのお店の名前が、

私のスマホに、勝手に入力された文字だったのです。

「yamanotobira iiiiiii111111….」

山の扉(お店の名前)いいねーーーー!

ってことなんだと思います。

ここまでくると、もう何だか霊と共存しているレベルです、私。

【ついにメールがくる】

ひと昔前まで、迷惑メールって結構ありましたよね。

もう最近は、ほとんどなくなりましたが、

月に1回くらい、迷惑メールがたまーにくる感じの時期でした。

弟が亡くなってから1ヶ月の頃。

夜中に迷惑メール。

不自然な日本語で、変な記号が入って

「本日お届けに参りましたが、不在だったため持ち帰ります。」

みたいな宅急便を偽ったメールです。

再配達はこちら。とURLがある。

今時こんな怪しげな迷惑メールに誰も引っかからないよ。

なんですが、、、

差出人の名前が、、、、

弟の名前だったんです。。。

こんなこと信じられます??

でも本当にあったことなんです。

迷惑メールだと分かりきっているのですが、

このタイミングで、めったにこない迷惑メールがきて、

差出人が弟の名前って・・・。

120%、知人のイタズラではないし、

確実に、明らかな迷惑メールなんで、URLをクリックもしなかったですが。

霊体験って、信じてもらえなかったり

目に見えないから実際に証明することは難しいけど

このメールは、偶然といえど、リアルに記録に残ってしまったため

スクショして家族に見せました。

これはさすがに怖かったです。

【弟の友人】

弟は、ほんっとにイタズラ好きで、

友人達と家で遊んでいて、友人がトイレに行くと

トイレの電気を消しに行くというイタズラをよくしていたそうです。

友人達が、法事でウチの実家に来てくれたとき

トイレに行くと、電気がバチっと切れたそうです。

(お前、まーたいつものイタズラか!)

その後、みんなが帰るとき、駐車場(車庫)の電気がチカチカ!とまた切れる。

おそらく、友人達のほうも、こんな霊体験が普通におきているんだと思います。

たくさんの不思議な出来事を書いたので、

成仏できてないんじゃないの?ちゃんと供養して気づかせてあげた方が・・・

とか、思われる方もいるかもしれませんが

何だか一般的に若い方が亡くなると、ものすごく不幸なイメージがありますが、

弟に関しては、もーあなた何一つ悔いはないでしょ。ってなほどに

とんでもなく、誰よりも人生を楽しみまくっていたので

不思議とウチの家族に不幸感というものがありません。

もちろん寂しいのはありますけど。

とーーーーんでもなく、友達が多かったのですが

その葬儀場が創立されて以来、過去最高の参列者だったそうです。

ただの一般人、接客業でもない普通の仕事の、普通の田舎の若い若い青年に

お通夜だけで500人超え。

いや、通夜の香典だけで500人だから、実際はもっともっと多いらしい。

翌日のお葬式も合わせると、一体何人の人が来てくれたんだろうか。

お葬式が終わって、

私たち家族は、会場の入り口でお礼とお見送りをするために移動。

そしたら、外に、会場に入りきれなかった人達の行列が、ズーーーーラーーーーっと。

大行列ができていました。かなり遠くの見えなくなるとこまで行列が。

私たち家族みんな、会場の外にも人がいるとは知らず、

え???と開いた口が塞がりませんでした。

スタッフさんも過去最高の異例の参拝者にドタバタ劇だったそうだ。

後ろの方のパイプ椅子を全部撤去して、少しでも中に入れるように

急遽レイアウト変更。それでも多くの人は中に入れず

会場の外にも、何台も何台もストーブを急遽配置。

ほんの短い人生で、これだけの人に愛されるって、

一体どんな生き方をしてきたのだろうか。

悔しいけど

一人で自由に生きるのが好きな自分には、到底マネできない。

尊敬はするけど、

でも私なりに思うことは、

親より先に逝くいうことは、あまりにも酷いことなので、

弟のように素晴らしい人でなくとも、

平凡でも長生きする方が私はその方が親孝行だと思いました。

今回書き切れなかった不思議な体験がまだまだあります。

少しずつ更新していきますので、また読んで下さいねーーー。

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