ネットで叩かれる人、全く叩かれない人。
悪意のある記事がよく書かれる人、全く書かれない人。
単に人間性の違いとも言えますが、一つ共通点を見つけました。
それは
「SNSをやっていないこと。」
当然、SNSをやっていなかったら、叩かれる場所がないわけですが、
それでも、やはり、圧倒的に好感度が高く、ネットの悪口が少ない気がします。
SNSって、アーティストさんの表現の場としては、とても素晴らしいツールになりますが、
法則的に、7:3の割合で、高評価する人と低い評価をする人がいます。
有名になればなるほど、高評価も増えますが、低い評価をしてくる人がいるわけです。
この悪意のある書き込みが、たった一言でも、大きなストレスになります。
その評価を見ることが、自分にとってプラスになるか、マイナスになるか。
おそらくSNSをしていない人は、
「他人の評価を気にしない」生き方ができる人なんだと思います。
リア充アピール・・・評価してほしい
友人をアピール・・・評価してほしい
スタイルやファッションをアピール・・・評価してほしい
持ち物、これを買いました・・・評価してほしい
外食や食事をアピール・・・評価してほしい
旅行をアピール・・・評価してほしい
料理をアピール・・・評価してほしい
子供とお出かけをアピール・・・評価してほしい
練習頑張っています・・・評価してほしい
誰もが毎日良い日ばかりではないけれど、SNSには良いことばかり投稿されるから、他人はやたらとリア充のようで、見ている方はとても疲れる。
インスタのために旅行をし、インスタのために料理をし、インスタのために人生を生きているのかと思えてくる。どこに行ってもそんな撮影の風景を見るたびに、早く目覚めた人たちによってこの時代が通り過ぎないかな。と思ったりする。
かしこい人は、他人の評価ではなく、自分自身に目を向けて生きることの大切さを知っているんだろうな。
そして、見ている人がどんな気持ちになるか。他人に何か意味を与えられるか。時間のお邪魔にならないか。と色々気づくことができる人だと思う。
限られた命の時間、毎日大量に流れこんでくる他人の情報を評価し、また他人からの評価に一喜一憂して振り回されている時間はない。
そこに生産性があるか。ないか。
ひたすら自分を磨き、自分のやるべき事に集中する。
そして自分の評価は自分でする。
他人に評価を求めず、自分で自分を褒める。
ただし、SNSにもメリットがあります。
例えばアーティストの場合、
マスコミによって、フェイクニュースや歪められた記事が書かれるこの時代、
自分の言葉で、まっすぐに思いを伝えられる唯一の場所であること。
ファンとダイレクトにコミュニケーションがとれること。
宣伝のツールになること。
アクセスによる広告費が入ること。
自分のことを知ってもらえる機会になり、ファンが増えること。
お仕事のきっかけになること。
趣味や作品を披露できること。
同じ趣味を持った人と繋がれること。
感動した瞬間を残せること。
悪いニュースが流れなくなるのは難しいだろうけど、
SNSの時代が終われば、きっと多くの人は、ストレスや無駄な時間から解放される日がくるんじゃないかな。何ならLINEの時代も早く終わらないかな・・・。笑