何も楽しいことがない・・・。
ひたすら職場と家の往復だけ。
疲れすぎて、休日に出かける気力もない。
一体いつまでこの生活を続ければいいのか。
希望が見えない。
このまま年老いて人生終わるのか。
そんな人生、生きる意味があるのか。
そんな毎日でも、1 日の中に、ほんの一瞬でも
「この瞬間が幸せ」と思えるものを見つけてみてください。
当たり前のようですが、
生きてるってことは、毎日食事ができている。ってこと。
食事の時に、「幸せだな〜」と
感謝してみる。
幸せはこんなところにある。
台風で断水し、１週間ぶりにお風呂に入ったとき。
いつもは当たり前のように無意識レベルで入浴していたことに気づく。
これが幸せの見つけ方のコツ。
一生懸命働いた後のビール。
ガス代節約して毎日ぬるいシャワーだけど、たまに42度の湯船に入った時の幸せ。
新しいシャンプーや歯ブラシを選ぶ時の、ささいな楽しみ。
断食した後の食事。
頭痛と吐き気に苦しんだ翌朝の健康。
美味しい朝ごはんが待っている日の、寝る前。
ダイエット中の、バースデーケーキ。
子育て中、寝不足で辛すぎる時の、ありがたい睡眠時間。
雨が続いたあとの晴れの日。
親が年老いて他界し、悲しみにくれたあとの、新しい命の誕生。
こんな風に、幸せっていうのは、幸せと感じる逆を体験してこそ感じられるものなのかも。
・・・ということは？
辛い経験をすればするほど、幸せが大きくなるってこと。
これに気づくと、なんだか希望がわきますね。
でも、目の前にいつもあるのに、探さないと見えない人がいるのかも。
特別な日でなくても、
毎日の日常の習慣の中に見つけられるといいのかも。
通勤中に音楽を聴く時間。
運転。食事。お風呂の時間。
香水をシュっとする瞬間。
お気に入りのボールペンで文字を書く時。
お気に入りのパスケースで I C カードをピッとする時。
好きなテレビ番組がある時。
お金持ちでなくても、自分にはなーんにもないように思えても
誰もが幸せの中に生きていて、誰もが同じだけの幸せを与えられている気がする。
ただ、見え方、考え方の違いだけ。
目が見えて、耳が聞こえて、家があって、暖かい布団で寝られて、水道があって、
戦争のない国で平和で、食べ物が豊富にあって・・・
究極のところ、ただ生きているだけで感謝することや幸せなことばかりなんだけど
そのありがたさを意識しないと、
ついついワガママでストレスフルな人生になってしまう。
1日にほんの数秒でも感謝や楽しみの時間をもとう。
そしたら、少しずつ目の前の景色が変わってくるはず。